軽自動車のハイトワゴンとは？スーパーハイトワゴンの違いを解説！

軽自動車の中でも、室内空間が広く乗り降りがしやすいハイトワゴンが近年人気を集めています。燃費がよく、コンパクトなハイトワゴンはセカンドカーとしても最適でしょう。今回はハイトワゴンのメリットやデメリット、選び方のポイントを紹介していくので、自動車購入を考えている人は参考にしてみてください。

軽自動車のハイトワゴンとは？

ハイトワゴンは、その名のとおり、車高が高い車種を指します。これは、一般的にSUVやクロスオーバー車とも呼ばれる車種の一種です。軽自動車のハイトワゴンも同様で、軽自動車の中でも車高が高く、室内の広さが確保されている車種を指します。

ハイトワゴンは四角い形状をしていることが一般的で、これによって室内空間が広くなりました。広い室内空間は家族や荷物を積む際に便利であり、とくに家族が増えたり、大きな荷物を運ぶ必要がある場合に適しています。

また、軽自動車の場合、燃費がよく税金も比較的安いため、維持費を抑えながらも広い室内を提供するハイトワゴンは人気があります。一般的な軽自動車よりも大きなサイズをもつハイトワゴンは、普通車に近いサイズ感でありながらも、燃費や税金のメリットがあるため、多くの人に選ばれているのです。

スーパーハイトワゴンという軽自動車もある

スーパーハイトワゴンは、通常のハイトワゴンよりもさらに車体が高い軽自動車の一種です。具体的な基準は曖昧で、一般的には車体の高さが170センチ以上で、スライドドアを備えた車種を指すことがあります。ダイハツのタントは、スーパーハイトワゴンの元祖とされ、2003年に初めて販売されました。

タントはその後も進化を続け、ファミリーカーとして人気を博しています。スーパーハイトワゴンの特徴的な点は、高い車体とスライドドアによる利便性であり、これが家族向けや荷物の多い使用シーンに適している要因のひとつです。

軽自動車のハイトワゴンのメリット・デメリット

どの車にもメリットもあればデメリットもあります。まずは軽自動車のハイトワゴンのメリット・デメリットを解説していきます。

室内が広い

ハイトワゴンのメリットは何といっても広い室内です。普通車には劣りますが、ほかの軽自動車に比べるとかなりゆとりがあります。

シートアレンジできるものであれば、自転車や大きな荷物も積み込めるでしょう。その上寝かせられない荷物を積み込むことも可能です。室内が広いハイトワゴンは、日常だけでなくアウトドアでも活躍してくれます。

視界がよい

車高が高いハイトワゴンは、運転席からの視界もよいです。フロントガラスが大きく、車体前面が小さいため遠くまで見渡せます。ハイトワゴンは運転に自信のない人にも最適な車です。視界がよい車は長時間運転しても疲れにくく、安全運転にもつながります。

乗り降りがしやすい

ハイトワゴンは後部座席がスライドドアになっているため、子どもや年配の人でも容易に乗り降りができます。横にドアが開くことがないので、狭いスペースでも乗り降りできるでしょう。荷物などで両手が使えないときにもスライドドアは役立ちます。

高額で売れる

ハイトワゴンは、売却時にほかの軽自動車より高い値段が付くことが多いです。将来的に買い替えを考えている人は、人気の車種を購入するようにしましょう。

価格が高い

ハイトワゴンはほかの軽自動車よりも価格が高い点がデメリットです。軽自動車自体の価格自体が上がっているのもありますが、グレードがよいものだと200万を超えることもあるでしょう。

車高の高さ

実はハイトワゴンの車高の高さはデメリットでもあります。車高の高い車は横風に弱く、強風時には横転してしまう可能性もあるからです。

大型トラックが多い高速道路では、車体が安定しないことも多いでしょう。また、駐車場によっては高さ制限で利用できないところもあります。

自分に合っているのはどっち？選ぶときのポイント

コンパクトサイズのハイトワゴンは、家族が少ない人やセカンドカーにしたい人におすすめです。小さく視界がよいハイトワゴンであれば、運転が苦手な人や年配の人でも安心して運転ができます。

家族に小さな子どもや年配者がいる人は、スーパーハイトワゴンを選ぶようにしましょう。車高が高いスーパーハイトワゴンであれば、チャイルドシートに座らせるのも楽です。

しかし、車は決して安い買い物ではありません。最後に、ハイトワゴンを選ぶときのポイントを紹介します。

人気車種

人気車種にハズレはありません。人気がある車は、総合的に評価されています。人気車種であれば売却するときも高値で買い取ってもらえるでしょう。とくにこだわりがない人は、人気車種を選んでおけば間違いありません。

デザイン性

車はファッションのひとつです。見た目にこだわりたい人は、デザイン性で選ぶのもよいでしょう。レトロなものからスポーティーなものまで、ハイトワゴンには多種多用のデザインが揃っています。

お気に入りのデザインの車は愛着も湧くものです。愛情を感じる車であれば、掃除したり運転したりするのも楽しくなります。

使用目的

車をどのように使用するかも、選ぶときのポイントです。通勤や通学に使うのであれば燃費がよい車、子どもや家族の送迎に使うのであれば後部座席が広く乗り降りがしやすい車がよいでしょう。

価格

普通車に比べ価格が安い軽自動車ですが、安い買い物ではありません。購入した後もガソリン代や税金などの維持費がかかってきます。無理をせず、自分の予算にあった車を選ぶようにしてください。

機能

ボタンを押すだけで開閉できるパワースライドドア機能が搭載されていれば、荷物が多いときでも簡単にドアを開け閉めできます。子どもがいる人には予約ロックが搭載されている車もおすすめです。

まとめ

ここまで、軽自動車のハイトワゴンについて解説しました。軽自動車の中でも室内が広く運転しやすいハイトワゴンは、子どもがいる人や運転が苦手な人におすすめの車です。燃費のよさや維持費の安さも、ハイトワゴンの魅力のひとつでしょう。ハイトワゴンにはさまざまな車種があります。この記事を参考に、自分のお気に入りの一台を見つけてみてください。

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